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年末バンコク旅行:Day1

 早朝の便で着くと、一日がとても長く使える。
旅行会社のタイ人職員の女性が運転手さんと一緒に迎えてくれた。
他のホテルに泊まっている2人組の人と一緒にワンボックスカーで
ホテルへ送ってくれる。
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 日本語が話せるタイ人職員の女性は、あれこれ注意した方がいいこととか
教えてくれた。
「ありがとう」、「こんにちは」、「辛くない」といった簡単なタイ語のフレーズも。
息子さっそく覚えて、その後どこへ行ってもこれらのフレーズを使って
タイの人たちをクスクス笑わせていた。
コミュニケーションとか、言葉って大事だなあ。

 まずは市内のホテルへチェックイン。
今回泊まったホテルは、街の中心部Chit Lomの駅から歩いてすぐの便利なところにあった。
部屋にはベッドが二つあって、ガラス張りの浴室の大きな浴槽に寝転がると、
部屋が見渡せるようになっている。
(もちろん、浴室には自動のブラインドもあって、閉めてお風呂に入ることも可。)
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11階で見晴らしもいい。

いかにも、ホリデーという感じのホテルに、息子大喜び。
やっぱり広々とした部屋はいいねえ。

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 実は、ブログ友達のEさんと、お昼に会うことになっていた。
Eさんは、バンコク在住なのだけど、素敵なブログを読ませてもらったのが縁で
メッセージを送りあったりしていたのだけど、お会いするのは初めて。
ちょっとどきどき。

 それまでブログが縁で実際にお会いしたのは、Pさんぐらいかなあ

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 早朝についてしまうと、お昼までにまだ時間があるし、
せっかくだから、午前中に涅槃仏で有名なワット・ポーあたりにでも行こうかと
急に計画。

 バンコクには独身時代に何回か行ったことがあったけれど、
とにかくびっくりするぐらい何もかも忘れていた。
チャオ・プラヤー側のほとりにいくつか観光スポットのお寺があったことと、
Siamスクエアあたりに大きなショッピングモールがあったこと、
ジム・トンプソンの家が博物館になっていたことぐらいがおぼろげに記憶として残っているぐらい。
我ながらあきれる・・・。

 ホテルでもらった地図を見ながら、BTSを乗り継いで、Saphan Taksinの船着き場へ。
こんな感じの船着き場だったっけねえ・・・。あまり覚えていなかった。
チケット売り場のようなところに行くと、一人40バーツと言われて
高いのか安いのかもまだピンと来なくて、とりあえず言われるままにボートに乗る。
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 息子は、すっかり興奮して、持ってきた小さな自分用カメラであれこれ河の様子を撮っていた。

 後でだんだん分かったのだけれど、この時乗った船は、観光用のボートで
「各駅停車」ではなくて、観光スポットだけにとまる「急行」だった。
でも、おかげで効率的に移動できた。
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 ワット・ポーの近くの船着き場に降りる。
東南アジア独特の、甘い南国フルーツが腐ったような何とも言えないにおいがする。
船着き場の周りには、粗末な感じの出店が所狭しと並んで、魚の干物やフルーツを
売っていた。
息子にとってはとても新鮮な体験だったらしい。
「ママのど乾いた。」とビニール袋に入ってストローがさしてある
いかにも怪しげな飲み物を見て息子が言う。
「だめだめ、こんなの飲んだらお腹壊しちゃうから。」

 ワット・ポーの中に入ると、だんだん昔の記憶が戻ってくる。
確か、ここのお寺には有名なマッサージの学校があったような・・・。
前回(と言っても、10年ぐらい前)、夫と一緒に来たときに、一緒にここで
マッサージしてもらったっけ。
夫はその後も、タイと言うとお寺のマッサージのことを話し出す。

 お堂の中には、巨大な涅槃仏が。
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 靴を脱いで、お堂の中へ。
大勢の観光客がいた。
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 「大きな仏さまが寝転んでるんだよ。」と言っても息子はピンと来ていなかった
らしいのだけど、
これをみたら、さすがにびっくりしたみたいだった。
例の小さいカメラで、あちらこちら駆けずり回って写真を撮っている。
迷子になるんじゃないかと気が気ではなかった。

 有名な大きな足の裏。
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 このあたりから、時間が気になってくる。
Eさんとの約束の時間は12時半。私たちの泊まっているホテルのロビーまで
会いに来てくださるということだった。
初対面なのに、わざわざホテルまで来てくださるのに、遅刻なんてできない。
ワット・ポーはまたゆっくり来ればいい。

 急いでボートに乗ってもと来た道を引き返す。
ところが思ったより時間がかかってしまい、その上、BTSの乗換駅で
反対の方向の電車に乗ってしまい、またまた時間をロス!

 やっとこさ10分ぐらい遅れでホテルにたどり着く。
Eさんは、ちゃんと時間どおりにロビーに来てくれていた。
「すみません、はじめまして・・・。」

 Eさんはかれこれ2年ぐらい前にドバイから引っ越して
バンコクで暮らしていらっしゃるそうで、
我々をお昼ご飯に連れて行ってくださった。
ブログのままのとても気さくな方で、もっともっとおしゃべりしていたかったなあ。

 BTSは高速道路の真上の高架をとおっている電車なのだけれど、
駅と駅の間が、歩道橋になっていてつながっている。
我々の泊まっていたChit Lomから隣の駅のSiamまで歩道橋を伝っていくと、行けてしまう。
歩道橋は、両脇に立ち並ぶショッピングモールの二階につながっていたりして、
本当に便利。

 街の一角にこんなところが残されていた。エラワン祠。
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 お願い事がかなうんだとかで、一日中大勢の人が集まっていた。
なんか、大昔ここに来たことあったな。急に思い出したりした。

 せっかく、タイに来たのだから、タイ料理を食べようよと息子を説得して、
Chit Lomのショッピングモールの中のレストラン街へ。
ぱぱぱ~っとタイ語で注文をしてくれるEさん。
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 息子のために、辛くないタイのおうどんも。
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 ここのお店で初めて飲んで、息子がすっかり気に入ってしまって
今回の旅行の間ずっと飲んでいたスイカとメロンのフレッシュジュースを混ぜたジュース。
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私は、、マンゴ・タンゴ。

 恐縮なことに、Eさんにお昼をごちそうになってしまった・・・。
Eさんは、近くにいくつもショッピングモールが並んでいるところに
我々を連れて行ってくれて、息子のために水族館を教えてくれた。
サンタさんの帽子をかぶって、水族館と、マダム・タッソーの蝋人形館の入場券が
セットになっているものを売る人たちに遭遇。
Eさんによれば、水族館もマダム・タッソーも一見の価値があるとのこと。
早速チケットを購入。

 Eさんとは、水族館の前で別れた。
間もなく、Eさんは、御主人とイスタンブルへ休暇に出かけるのだとか。
また、日本でお会いししたいなあ。

****************
 水族館はすごい混雑だった。
入り口のところに列ができている。
我々のように既にチケットを持っている人たちも並んでいる始末。

 急に頭が痛くなってきて、ホテルに戻ることに。

 やっぱり睡眠不足で、暑いバンコクの街と、冷房が効きすぎのショッピングモールを
歩き回ったせいで、ちょっと疲れたみたいだった。

 ホテルに戻って私は爆睡。
その間、息子はテレビを見たり、本を読んだり、ぜんぜん寝ないで
一人で楽しく過ごしていたらしい。
まったく、すごいスタミナ。わが子ながら、びっくり。

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 すっかり暗くなった頃、息子に起こされる。
「ママ、暗くなっちゃったよ。」
おっと、いけない。

 晩御飯を食べるために、二人で外へ。
結局、さっき、Eさんとお昼を食べたショッピングモールへ。
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晩御飯の後は、息子の希望で、フルーツジュースを飲みに行くことに。

 こんなお店があって、目の前で注文した果物を絞ってくれる。
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 息子はもちろん、スイカとメロンのフレッシュジュース。
私はマンゴ・タンゴ(マンゴとヨーグルト)。
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 「すっごいおいしい。今まで飲んだジュースの中で一番おいしい。」と
息子は大喜びしていた。
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 絞ってくれたお姉さん(お兄さんかお姉さんかよくわからなかった)は、
見ている前で果物を手際よくささっと絞ってくれて、本当に夢のよう!

 タイのマクドナルドの前には、こんな恰好をしたドナルドも。
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 面白いのでつい写真を撮ってしまった。

 ご飯の後、息子とホテルまで街を歩き回る。
日中は35度とかいう暑さなのに、街はクリスマスのイルミネーション。
なんだか、夏にクリスマスなんて、ピンとこないなあ。
どこでもかしこでもクリスマスソングが流れている。
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 昼間に見たエラワン祠の前もとおる。
「行ってみよっか。」
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 夜でも人がたくさん。
小さな花輪と細いろうそくと、長いお線香が売られている。
息子が買ってみたいというので、
「お小遣いならいいよ。」
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 お願い事がかなうのだとかで、大勢の人が花輪とお線香、ろうそくをそなえていた。
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 お線香の煙で目が染みて涙が止まらない。
息子は何やらお願いしていた。
「何お願いしたの。」
「秘密。」

 初日はとても長く感じた。
とにかく早朝に着いたからねえ。
お寺も行ったし、ブログ友達とも会ったし、タイ料理を食べて、
ショッピングモールをぶらぶらして、有名なお願い事スポットも参拝。

 夜はもちろん親子でぐっすり。
大きなベッドが2つあるのに、一緒のベッドにわざわざ入って寝てる私たちって・・・。

つづく・・・。


by makikoai2005 | 2013-01-04 23:34 | | Comments(4)
Commented by Qtaro-mama at 2013-01-06 08:58
お子さんと過ごすバンコク、素敵ですね。こんな風に一緒に旅行を出来るくらいに成長したということですよね。私もフラッと子供たちをどこかに行きたくなりました。
また続きを楽しみにしてます!
Commented by makikoai2005 at 2013-01-07 00:20
Qtaro-mamaさん、
そうなんです。思った以上に頼りになる旅の道連れでした!もっと大きくなってしまったら、親との旅行なんて、という年頃にもなってきてしまうのかもしれません(特に男の子は。女の子だと、大人になってもママと譜二人で旅行っていうおうちもあると思うのですが。)。もしかしたら今だけかな、こんな風に二人で旅行できるのも、と思いました。
Commented by pino-ombra at 2013-01-08 09:40
あら、ブログ経由で実際に会ったことがあるのは、これまで私だけだったのですか!びっくりです(笑)。タイ旅行、楽しかったようですね。私も昔、一週間ほど現地在住の知人宅に泊めてもらってバンコクを見て回りましたよ。懐かしい場所がいろいろ出てきて、読んでいて楽しいです。
Commented by makikoai2005 at 2013-01-09 09:39
Pino-ombraさん、
そうなんですよ!ブログ経由で実際にお会いしたことがあるのは、Pino-ombraさんだけでした。その後すっかりご無沙汰しておりますが、いつもブログを拝見しているので、ちっともご無沙汰している気がしないです(笑)。
バンコクは、変わったところと変わらないところがあって面白かったです。既に、またどこかに旅行に行きたい気分です。
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