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妊婦さんと食べる寒い日の参鶏湯

 今から8年ほど前、妊娠して帰国した時配属された課に、
Oさんはいた。
当時1年目の新人さん。
170㎝以上の長身に、モデルのようなスタイルと美貌
(学生時代には本当にモデルさんもしていたとか。)。
おしゃれで、とても素敵な人だった。

 その後、アメリカに留学されて、長いこと連絡を取り合っていなかったのだけど、
ひょんなことから夏前頃、職場の共通の知り合いYさんに誘われて
アイリッシュパブに飲みに行ったときに再会。
相変わらず素敵で(ますます素敵になっていて)、懐かしかった。

 ところが先日、朝の出勤時に職場のエレベーターでOさんにばったり会って、
ちょっと挨拶してから自分の席に着くと、メールが届いていて、
「さっきはお話しするタイミングを逃してしまったのですが、
私、先週結婚しました。」
えええ!
それはおめでたい!

「で、相手はまさかのロシア人です。」
えええ!
アメリカで知り合ったのかなあ・・・。

「さらに、3月に赤ちゃんが生まれます。」
なに~?!

 いろいろ聞いてみると、アメリカ留学のあと勤務していたアフリカの国で
ご主人と知り合って、先日結婚したのだとか。
ご主人は、青年実業家。

 で、共通の知り合いだった職場のYさんも一緒に3人でお昼を食べに行くことに。

 今日は寒いから、参鶏湯(さむげたん)を食べに行こうということに。
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 大きなおなかを抱えていたけれど、
相変わらずおしゃれな妊婦さん。
つわりが全くなく、モリモリ食べて、普通に仕事して、出張にも行ってという毎日とか。
お子さんは女の子であることが分かったそうで、
毎日名前を考えたり楽しく過ごしているらしい。

 Yさん(50代男性)は、大学生の息子さんと娘さんのパパ。
気持ちはめちゃめちゃ若くて、愉快な人だけど、
あれこれOさんのなれ初め等を質問していた。

 目下のOさんの懸案事項は、生まれてくる赤ちゃんの戸籍をどうするか。
「●●さん(私)とか、どうされてたんですか?ご主人、帰化される前は、お子さんは
●●さんの戸籍に入ってたんですよねえ。」
Oさんは、今のままの苗字で今後もいきたいそうで、御主人もご自分の姓のままを
希望しているのだけれど、できれば生まれてくる娘さんの姓はご主人の姓をにしたいのだとか。

ん~。
「でも、やっぱり家族はみんな同じ苗字の方が便利かなとも思うんです。
ただ、私、夫の姓になるの、なんとなく抵抗があるんですよね。
だって、××××っていう姓なんですよ。なんとなく日本語だと変ですよねえ。」
確かに、外国の苗字って、微妙だよなあ・・・。


 なんとなく気になって調べてみたら、
どうやら、赤ちゃんの姓をご主人の姓で日本の戸籍に載せるには2つの方法があるらしい。

①Oさんがご主人の姓に自分の姓を変えて(結婚してから6か月以内なら変えられるらしい。
それ以降でも家庭裁判所に行けば変えてもらえるとか。)、そこに生まれた赤ちゃんを入れるか
②いったん赤ちゃんをOさんの戸籍に入れて、家庭裁判所で赤ちゃんの姓を変えてもらい、
赤ちゃんは別途単独の戸籍に入るという方法。

 戸籍法というのをみてみると、


第百七条  やむを得ない事由によつて氏を変更しようとするときは、
戸籍の筆頭に記載した者及びその配偶者は、家庭裁判所の許可を得て、
その旨を届け出なければならない。
2  外国人と婚姻をした者がその氏を配偶者の称している氏に変更しようとするときは、
その者は、その婚姻の日から六箇月以内に限り、家庭裁判所の許可を得ないで、
その旨を届け出ることができる。
→つまり、Oさんは、結婚して6か月以内であれば、家庭裁判所に行かなくても、
 御主人の姓に変えられるわけだ。

第二十条の二  第百七条第二項又は第三項の規定によつて氏を変更する旨の届出があつた場合に
おいて、その届出をした者の戸籍に在る者が他にあるときは、
その届出をした者について新戸籍を編製する。
2  第百七条第四項において準用する同条第一項の規定によつて氏を変更する旨の届出があつたときは、
届出事件の本人について新戸籍を編製する。
→第107条に規定されている人は、本人について新戸籍を編成できることになっていて、

第百七条
4  第一項の規定は、父又は母が外国人である者(戸籍の筆頭に記載した者又はその配偶者を除く。)でその氏をその父又は母の称している氏に変更しようとするものに準用する。
→つまりOさんが赤ちゃんの姓をOさんの姓からご主人の姓に変えたい場合は、
 第107条第1項と第4項をみると、家庭裁判所の許可があれば変えられるということになる。
 第20条の2第2項を見ると、Oさんの赤ちゃんのためには新戸籍が編成されるってことか・・・。

 へ~。
うちは、幸い夫が帰化するまでは息子は私の戸籍に私の姓でいれていたし、
そのあと夫が帰化して今では家族3人で私の姓を名乗っている。

 そういえば、この間息子のパスポートを申請しに行ったとき係の人が
「お子さんが外国の国籍もお持ちで、ご希望があれば、
ご主人の外国の姓を併記することもできますよ。」と言われた。
外国の姓?
「あ、でも、●●さんは、ご主人が帰化されているんですね。失礼しました。」

 色々あるなあ・・・。

 ところでOさんは、産休が取れるぎりぎりまで仕事をして、日本で出産されるとか。
「産休に入るころは臨月にはいってるんで、飛行機での移動は無理らしいんです。」
なるほどね。
ご主人は、お仕事で東アフリカとロシアを行ったり来たり。
ご主人のご実家は、ロシアのモスクワの郊外だとか。
やっぱり、日本で出産が一番安心かな。

 それにしても、最初にOさんにあったころは、私が妊婦で大きなお腹をかかえていて、
今は、そのOさんが大きなお腹を抱えて仕事をしている。
なんだか不思議な縁だなあと思った。
<今日のプライベート充実度80%>

by makikoai2005 | 2012-12-03 23:20 | 友達
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