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バレエの発表会Day1:くるみ割り人形

 ここ1週間は、ウィルス性胃腸炎、それが治ったと思ったらひどい咳で、
まるで体調不良のデパート状態の私。

 1週間、実家に息子を預かってもらって、どうにかやりくり。
夫が出張中なのがなんとも痛い。

 体調不良で2日間も欠勤して、しかも、異動して間もないし、
本当は昨日は一日休みをもらって息子のバレエの発表会のリハーサルに
付き添うつもりが、そうもいかなくなる。

 シッターさんの会社に連絡すると、すぐにいつものシッターさんの中の
Yさんと連絡をとってくれる。

 学校が学期の終了日で半日だけの昨日。
Yさんが、息子を学校まで迎えに行って、そのままバレエのリハーサルの付き添いまで
してくれることになった。

 今回の発表会は、息子の先生が留学されていたウクライナのバレエ学校から
生徒さん15人ぐらいを日本に呼んで、一緒に公演しようというもの。
演目は1日目が「くるみ割り人形」で、昼の部と夜の部の2回。
2日目は「白雪姫」。

 ウクライナからきた子どもたちやロシアやドイツから来たゲストダンサーの人も
交えてのリハーサルは、予定時間よりどんどん遅くなってしまって、
結局おわったのが9時半過ぎ。
それからシッターさんが息子に夕飯を食べさせてくれて、
私の実家の最寄り駅で母に息子を引き渡してくれたのは、
かれこれ11時近くなっていたとか。

 おまけに、Yさんは、息子をとても親身に世話してくださる人で、
バレエ教室のお友達のお母さんたちとも、すっかり仲良しになってしまっていた!
発表会も、2日連続で、娘さんと一緒に観にきたい、とのこと。
まったく息子は幸せものだ。

*****************
 今日は朝からリハーサル。
朝、父が実家から息子を電車で私たちのうちの最寄り駅までつれてきてくれた。

 昨日久しぶりに学校時代の友人との同窓会だったのに、
父はちゃんと早起きして息子を受け渡してくれた。
母は、途中で食べるための食べ物まで用意してくれていた。

 まったく、両親にも頭が上がらない。

 ホールに行くと、女の子たちは、ママたちに念入りにステージメイクしてもらっていた。
息子のメイクは、いたってシンプルに。
色の濃い目のファンデーションを塗って、あとはペンシルで目の周りを隈取。
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 息子は、それなりに緊張しているのか、やたらとものを飲んで、
10回以上もお手洗いに行く。
そんなに出るはずもないのに・・・。
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 小さい役だけど、3つ役をもらったので、3回衣装を着替えることに。
まずは、小さいお人形の王子様。
赤いジャケットに白いパンツ。
私がダウンしている間に、お友達のママが、帽子につけるお人形のお面を手作りしてくれていた。
ここでもまた、助けてくれた人がいた。本当にありがたいことだ。
それを借りた糸と針でちくちくと帽子に縫い付ける。
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 プロのカメラマンの人が来ていて、合間に写真も撮ってくれる。
あれこれ、ポーズをつけたり、演技指導まで。

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 そうこうしているうちに、
昼の部が始まってしまう。

 私は、開場と同時に、プレゼントを預かるクロークの係に。
びっくりするぐらいたくさんお花だとかお菓子だとかを言付かる。
やっぱり、みんなお友達を呼ぶと、色々持ってきてくれるんだなあ。

 開演すると、今度は楽屋に戻って、息子の着替えを手伝う。
これは第二幕の「ロシアの踊り」の衣装。
毛皮の帽子をかぶって、なんだかそれらしい。
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 一応、記念撮影も。
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 一番はらはらしたのは、ロシア人の女の子A●astasiaと一緒に
箱の中から飛び出して、飛んだり跳ねたりするピエロの役。
タイミングよく箱から飛び出せるか心配。
箱の形をした大道具の陰に隠れながら、舞台へ。
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 昼の部では、やや遅れ気味。
ん~。
気にしない、気にしない。
夜の部では頑張ってね。

 息子は、それなりに緊張したらしい。
ますますトイレに行く回数が増える。

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 あっという間に昼の部は終わってしまった。

 同じことを30分の間をおいて、夜の部で繰り返す。
夜の部には、私の両親のほかに、息子がぜひ呼んで欲しいといっていた
学校のお友達MくんとDくんがママやおばあちゃんと一緒に来てくれていた。

 MくんとDくんは、一番の仲良し。
おうちが遠いのにわざわざ観に来てくれる。

 息子は毎日午後から行ってる学童のお友達には
バレエを習っていること自体が言えないらしい。
「きもいっていわれちゃうもん。」
男の子がバレエを習っていると、悩みもあるのだ。

 MくんとDくんには言っても大丈夫ってことなのかな。
本当によいお友達。
 
 そしてもちろんシッターさんのYさんとその娘さん。

 夜の部はお客さんがたくさんなのだ。

 息子はとにかく張り切る。
やっぱり誰かが観に来てくれていると思うと、人間頑張りが違うのかねえ。
待ち時間には、A●astasiaのママのスマホのゲームで遊ぶ余裕も。
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 私も、息子の最後の衣装の着替えを手伝ってから後の
第2幕は、そっと客席に座って、観劇。

 ん~。
やっぱり昼の部(1回目)よりも、夜の部(2回目)は
格段にうまくできてる!
よかった、よかった。
本人も、納得だったらしく「できた!」と嬉しそうだった。

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 夜の部が終わった後は、みんなが楽屋まで来てくれて、
わいわい、がやがやとても賑やか。

 MくんとDくんもプレゼントをもって駆けつけてくれた。
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 シッターさんのYさんとその娘さんも。

 帰りは、私の両親と4人で帰った。
夫が出張中で来れなかったのがつくづく残念。
 
 「今日の写真、f●cebookにアップして!」と夫が夜中に電話してくる。
「この際、本場ボルショイのくるみ割り人形観にいこうかな」などと言っている。
それは、それで、うらやましい話。
<今日のプライベート充実度100%>

by makikoai2005 | 2011-12-17 23:57 | 習い事 | Comments(0)
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