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大病院とフォト検索

 早起きして夫と慶●病院へ
とにかく病院というところはなるべく朝早く行くに限る。
とんでもない満員電車に乗って、渋谷へ。
そこからJRで代々木、千駄ヶ谷へ。

 慶●病院に行ったのは初めて。
ネットの地図で見ると、千駄ヶ谷と信濃町の間ぐらいに見える。
とりあえず千駄ヶ谷から。
結果的には、信濃町からのほうがずっと近かったことに気づく(駅前が正門)。
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 正門を入ると、大きな車回しがあって、
制服を着て耳にイヤホンのお姉さんたちが、
自家用車やタクシーを誘導している。
まるでホテルのコンシェルジュ。
しかも、フェラーリとかが停まっていたり。
なんかやっぱり普通の大学病院じゃないんだなあ・・・。

 中に入ると、大きいけど、やっぱり年季が入った建物の古さは否めない。
診察券を作ってもらったり色々手続があって、その後耳鼻咽喉科の待合室へ。

 診察してくれたO先生は、テレビの健康相談の番組にも出ている
有名な先生らしかった。
一応私も一緒に診察室の中に入る。
耳鼻科の先生だけあって、大声で、ゆっくり話してくれるので、
外国人で耳の聞こえの悪い夫でも理解できたみたいだった。
先生も、夫が日本語を理解するので、ほっとしている感じだった。

 先生は最初、夫に英語で、「日本語で意思疎通できますか?」と
たずねていた。
そうしたら、びっくりしたことに、診察室とカーテンで仕切ってあるだけの
中側の待合室に座っていた中年の男性が、
カーテンを開けて覗き込んでいるではないか!
英語が聞こえたからびっくりしたのかなあ。
それにしても、とてもぶしつけだと思う。
でも、なんか可笑しかった。

 聴力検査の結果、「やっぱり耳硬化症ですね。薬とかでは治りません。
手術するしかないけど・・・。」と先生は言う。
気の早い夫は、「はいはい。そうです。手術してください。」
あまりの即答に、先生も、「そうですね。じゃあ、予約を入れますか?
いつがご都合よろしいですか?」
「いつでもいいです。なるべく早く。」
先生は笑っていた。
「今なら、一番早くて3月の16日ですね。前日の15日から入院することになります。
入院のときは、必ず家族の方に付き添っていただくので、
ご家族とも日程調整してください。」
「家族もダイジョブです。」
おいおい・・・。

 そのあと、今日は、心電図、レントゲン、採血と尿検査をするように言われ、
来週の月曜日にはCTを撮って、麻酔科の先生と打ち合わせをするように言われた。

 実は私、11時半から職場で研修をしなければならないことになっていて、
心電図等の検査にまでは付き合えない・・・。
夫は、先生とのやりとりで自信をつけてしまって、
「もう帰っていいよ。ボク一人でダイジョブ。」とか言っている。

 本当に大丈夫かなあ・・・。
ちょっと心配だったけれど、夫を一人残して病院を後にする。

*************************
 研修は、いつもやっている同じ内容を、外国人に説明しなければならない。
パワーポイントのスライドは、そっくりそのまま英訳した。
日本人よりも、頻繁に質問をする参加者。
おかげで一方的な講義にならずに盛り上がったことは盛り上がったが、
所定の時間に終わらないんじゃないかと最後のほうはちょっと心配だった。
やれやれ、やっぱり場数がものを言うなあ・・・。
学校の先生とかって、やっぱり偉大。

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 午後夫に電話すると、昼にはすべての検査が終わって、
月曜日の予約をとって、必要な書類をもらって、お金を払って戻ってきたとのこと。
大学病院と言うと、とてつもなく検査だの待ちだので、時間がかかるという印象だけど、
案外システマチックで、効率良く仕事をさばいているみたいだった。
夫も、「さすが、日本の病院だねえ。何でもコンピューターのLANで
繋がっていて、カルテを運んだり、検査結果を持ち歩いたりしないし。
予約やお会計まですべてオンラインだったよ。
お金も最後に専用の機会があって、自分で操作して入金するの。
ああいうような感じなら、横領とかもないだろうなあ…。」
と感動していた。
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 うちに帰ってから、夫の持ち帰った大量の提出書類や説明書類、「入院のご案内」
なんかを読んでいると、なんだか妙にわくわくしてきた。
自分が入院するせいではないからか、「持ち物」「用意するもの」とか見ると、
遠足の準備か何かみたいな気持ちになるのは、
我ながら不謹慎だなあとあきれてしまう。

 とりあえず、来週の月曜日にまた病院についていかなければならないかなあ。
そのとき入院の申し込みとかもすることになっている。
入院の申し込みといえば、今日、病院での説明では、
大部屋(4人)差額ベット代無し、2人部屋差額ベット代8,400円
個室差額ベット代36,750円の3つの選択肢から選べるとのこと。
ただし、大部屋は常に満室なので、希望しても、2人部屋か個室に入らなくては
ならないこともあるのだとか。
その場合、途中で大部屋のベットが空けば、うつることもできるとのことだった。
「第2希望まで指定してくださいね。ご希望に添えないこともあります。」

 「すごいね~。さすがだねえ。個室とかだと、ホテル並みの値段だね。」
と夫とびっくりして、まあ、2人部屋を第一希望にして、第二希望は大部屋かね、
と話していた。

 ところが、こんなことで驚いちゃいけない!
夫が持ち帰ってきた「入院のご案内」をみると、
なんと、部屋の種類は、個室で14等級、2人部屋で3等級、その他4人部屋2等級
があって、浴室、電話、トイレ、テレビがついているか、
部屋が新しいか等で、別れている!
しかも、一番高い「AS」という個室は、一泊84,000円!
ちょっとしたワンルームマンションの1か月の家賃じゃない!!!

 「どんな人が、入るんだろうねえ~。」
タレントとかスポーツ選手とか政治家の人とかかねえ。

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 ところで、Aさんが面白いものを送ってきてくれた。

 一昨日の同窓会の会合で、Aさんが「最近、A●azonのフォト検索で
遊んでるんだけど、面白いよ。」と言う。
例えば買いたいものとか欲しいものがあって、
それがどこで売ってる何か分からないときに、検索できるシステムらしい。

 まず、欲しいものの写真を撮って、A●azonのフォト検索のサイトに送付する。
そうすると、しばらくして、サイトの中を検索して、それと思われるものを
メールに送って来てくれるとういうものだ。
新手の、商品プロモーション手段だな。

 「ものじゃなくて、人の写真を撮って送ると、面白いものが送られてくるよ。」
Aさんは、試しに職場の同僚の写真を撮って送ったりしてみたらしい。
そうしたら、頭の毛の無い丸顔の同僚の写真に、サッカーボールの検索結果が
送られてきたとか。
似た形や色のものをシステムが勝手に探すので、とんでもないものが出てきて
可笑しいのだとか。

 そういいながら、Aさんは私や数人の写真を携帯電話で撮って
A●azonのフォト検索サイトに送っていた。(これがその時の写真↓)
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 検索システムは、瞬時に商品を探し当てるわけではないようで、
後日(後刻)送られて来るらしかった。
結局一昨日はそのまま同窓会はお開き…。

 で、今日、夫にAさんが転送してくれた結果は?
ぱんぱかぱ~ん!
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「角●スニーカー文庫」とかいうシリーズに入っている
「僕は友●が少ない6」という本。

 本の紹介を読んでみると、
「学校で浮いている羽瀬川小鷹は、ある時いつも不機嫌そうな美少女の三日月夜空が一人で楽しげに喋っているのを目撃する(中略)みんなでギャルゲーをやったりプールに行ったり演劇をやったり色々と迷走気味な彼らは本当に友達を作れるのか?アレげだけどやけに楽しい残念系青春ラブコメディ誕生。」

 ん~。
私って、この本の表紙の子たちに似てるってこと?
え~。まだまだ女子高生でいけるってことかなあ(そんはなずないよね…。)。
すっかり悦に入って、ブログにまで書いてしまうアラフォーの私って…。
<今日のプライベート充実度70%>

by makikoai2005 | 2011-02-22 00:36 | 家族 | Comments(4)
Commented by Qtaro-mama at 2011-02-22 06:33
10年近く前のことですが、やはり私もここの病院で手術を受けたことがあります。口腔外科だったのに全身麻酔となって大変な思いをしました。病棟は古い所と新しい所がありましたが、今はどうかな?耳鼻科とかは古い方?あまりにも古くてビックリしたのをいまだに覚えてます。
病院の付き添いも大変だけど、やっぱり心配ですよね。
Commented by yukikoa2 at 2011-02-22 23:36 x
 旦那さんの耳の病気がきっちりなおるといいですね.それにしても,おそるべし慶応病院.一泊84000円って・・・誰が入院するんでしょうね?

>そうしたら、びっくりしたことに、診察室とカーテンで仕切ってあるだけの
>中側の待合室に座っていた中年の男性が、
>カーテンを開けて覗き込んでいるではないか!

 これはびっくりですね.笑ってしまいました.
Commented by makikoai2005 at 2011-02-23 02:41
Qtaro-mamaさん
そうなんです!やはりQtaro-mamaさんもそんな印象をお持ちになりましたか?大きいことは大きいのだけど、なんだか古びているところもありました。(笑)
耳鼻科はいちおう「新棟」といわれているところにありましたが、「これが新棟?」って感じでした(笑)。
 夫も、全身麻酔を受けるようです。3日間ぐらいは絶対安静だとか…。
Commented by makikoai2005 at 2011-02-23 02:43
yukikoa2さん
そうなんです。治ってほしいです。
病院の特別な個室の値段にびっくり!使われるのは、慶●大学卒の実業家の方とかでしょうか…。
突然カーテンを開けて除いていた中年男性には、びっくりしました(笑)。すごく笑えましたが…。
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