おかえり~!とおかしなニュース番組

 うっかり、水曜日のブログを消去してしまいました。
コメントを下さった方々、本当にごめんなさい。

 とりあえず、もう一度書いてみようと思います。


*****************
 夫はおかげさまで、火曜日に退院しました。
病院で退屈していたみたいだったので、家に戻ってこられて喜んでいます。
息子も夫が帰ってきて大喜びです。
やっぱりちょっと寂しかったみたいで、夫のまとわりついています。
 地震があったり、パパが入院してしまったり、
おばあちゃんのところに何日も預けられて、
ちょっと無理させちゃったなあ。

*****************
 さて、最近、地震や津波、その後の原発事故と、色々あったけど、
特に、原発事故に関して、外国メディアの中には大げさな報道して
必要以上にみんなの不安を煽るところもあるみたいで、
日本在住の外国人(特に、日本語がわからない人たち)を
心配にさせているみたいです。

 そんな中で、先日友人から、こんなものを教えてもらいました。
c0191625_2582961.jpg

 トルコのKanal Dというテレビ局の報道番組で、
Mehmet Ali Birandというトルコでは結構有名な「ジャーナリスト」が
やっている番組内で、日本の地震の後の原発事故について報じているのだけれど、
CNN Türkの特派員Fulya Soybaş とかいう人が、
東京からインターネットの中継で報じて いるというもの。

 ところがその内容が結構「とんでも」でびっくり。

(トルコ語がお分かりになる方は、上の「こんなもの」をクリックしてくださいね。)

 冒頭で、
「Fujiyama(富士山?)の原発」の深刻な状況が周辺国を不安にさせ始めている
とか大げさに説明し始めるBirand氏。
まあ、福島と富士山を取り違えてしまったのはいいとしても、
その後、東京にいるというFulya Soybaş「特派員」が出てくる展開。

 特派員は、今、東京の赤坂からリポートしていると言っていて、
「イスタンブルでいうところのタキシムみたいなところ」と紹介。
「人口1700万人の東京で、普段なら大勢の人でにぎわっているのに、
ご覧のとおりタクシーがときおりとるぐらいで、人も一人二人いるぐらいです。」
とのこと。
東京の人口って、1300万じゃなかったっけ…。)

 ところが、電力不足でお店が営業を自粛したり、営業時間を短縮している
とかいうならまだしも、
「放射能のために、外には人っ子一人いません。」みたいな報道振り。

 そもそも、一体そこ何時なんだろう。
トルコで夜7時ごろに放送されている番組だから、日本では夜中の2時ごろ
ということになるのかな。
さすがにそんな時間だったら、いくら東京の繁華街でも人通りは少ないはずだよねえ。

 そこで、突然、日本在住のトルコ人と称する2人組みが登場。
RamazanとYaşamと紹介された彼らは、
「放射能の影響が心配で、一刻も早くトルコに帰国したい。
ところが、飛行機が1か月先まで満席状態で、出国することができない。」とか言っていて、
さらに「自分はトルコ人だ!トルコの領事館は何らかの手を打つべきだ!」と主張。

 ただ、飛行機が満席だとかいうのは正しくない。
例えばトルコ航空は、最近結構空席があって、予約さえすれば簡単に席が見つかる。
20日にトルコ航空が用意した増発便は、結局予約する人がいなくて、
キャンセルになったほど


 特派員は、放射能の恐ろしい影響が東京にも及んでいることを繰り返し強調。
「現在、ここでは夜9時以降は外出禁止令がしかれていますが、
今日、我々は、特別の許可をとって外から放送しています。」と説明。

 「外出禁止令」? なんじゃそりゃ。
「特別の許可」? だれから?

 さらに、「ここでは、みんなガスマスクをして、震災用カバンを携行しています。
ただもちろん、それらは放射能への対策としては十分ではありません。」とかって
興奮気味に説明。

 ガスマスク?
 震災用カバンを携行?

 最後にはスタジオのアンカーマンであるBirand氏まで、
「Fulyaすぐにそこから脱出しなさい!ニュースなんかいいから!命の方がずっと大事!」
とかって手をばたばたさせながら呼びかける始末。

 いったい…。

 初めての言葉もわからない場所に到着したばかりの特派員で
無理もないのかもしれないけど、
現地(日本)のコーディネーターとか通訳とかいないんだろうか?
完全に、取材不足で(都内ケバブ料理店で働くRamazanとYaşamが取材源?)
思い込みに基づいた報道としか思えない…。

 こんな報道をみたら、
トルコにいる親類や知人友人が「今すぐトルコに帰っておいで!」と
なってしまうのもわかるなあ~。

 それにしても、トルコのメディアってレベル低いなあ…。

[PR]
by makikoai2005 | 2011-03-26 02:49 | 家族 | Trackback | Comments(7)
トラックバックURL : http://kenanmama.exblog.jp/tb/16102579
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by makikoai2005 at 2011-03-26 11:47
kiyoko-hongkongさん
ブログにコメントさせていただこうと試みたのですが、長すぎたみたいでうまくアップでないので、ここに転記させていただきます。→
今回の記事に書かれていること、ここ数日つらつら考えていたことでもあり、大変面白く拝読しました。
私の周りにも、「状況が落ち着くまで」と言って、海外や(国内でも西の方)へ「避難」していった人が結構いました。外国人、日本人にかかわらずです。
 最初は、心情的になんとなく受け入れられないと思いましたが、良く考えてみると、一定の「法則」(というととても大げさですが)のようなものが見えるような気がしてきました。
 特に外国人の人では、いわゆるexpatの人とローカル採用の人、日本語ができるか、英語だけで生活していたか、日本でしなければならない仕事があるか(学生の人とかは究極的には、毎日行かなければならない仕事があるわけではありませんが、勤め人は失職することになります)、家族(例えば奥さんとか)が日本人か否かで対応が違うような…。(続く)
 
Commented by makikoai2005 at 2011-03-26 11:47
 特に日本語ができるかどうかと言うのは大きな違いかもしれません。日本はまだまだ英語での情報発信が限定されている国で、日本語のわからない人たちは私たちが普通に読んだり、視聴したりしている日本のメディアや公共機関の発表とかに触れることができなくて、いたずらに不安を煽る海外メディアから情報を得ているわけで、そうなると、「日本の状況深刻!怖い!」となるよなあ、と思い始めました。
 それからおっしゃるように、ある土地に対する定着度の違いもあるのかも。例えば関東出身の私は、やはりこの辺に生活の本拠地があるのか無意識のうちに「ここ以外のどこにいくっていうわけ?」という気持ちが生じているのかもしれませんが、関西や九州地方出身の人の中には、とりあえず落ち着くまで実家で一息入れてこようと言う人もいます。毎日停電があったり、水に問題が出たりしていて、子どもを抱えている人なんかだったら、一時帰省は合理的な判断かもしれません。(続く)
 
Commented by makikoai2005 at 2011-03-26 11:48
 もちろん、あからさまに「日本は危険なところ、こんなところからは一刻も早く脱出しなきゃ。」や「無事●●に移動しました。こっち方面にいる人は連絡ください。お茶しましょう。」みたいなメールを一斉メールで出している人とかみると(息子の同級生のママとか)、なんだか無神経な人だなあと思ったりはしますが…(笑)。
 それにしても、早く状況が落ち着きますように。被災地の方が一日も早く、安心して暮らせる日が来ますように。
Commented by kiyoko-hongkong at 2011-03-26 17:03 x
すみません、私がパソコン・ネット関連わかってないせいで、Makikoさんのコメントがこともあろうにスパムボックスに入ってしまっていました!ごめんなさい。
確かに現地語っていうのは大きいですね。もし香港でなにか動乱があって、広東語でしか重要な・政府からの情報が流れなければ、私も恐怖感アップかもと思います。

それにしてもトルコのニュース;;;ここまでいくとコントか何かかと思ってしまいます・・・
日本の民放は特に当初、やっぱりスポンサーである東電におもねっているのだろうなと思いましたが、といって他の国のメディアがどこまで正しいかっていうとよく分からないですよね。ここまでするのは、やっぱり彼らには「対岸の事故」にすぎないから(恐怖感をマックスにしても責任も取らなくていいから)のかなぁと思ったりします(チェルノブイリの時にはフランス、「ドイツで止まったから大丈夫!」とか報道していたらしいし)。まぁ鵜呑みにする層がいる・需要がある、ということですね。
Commented by yildizKSmama at 2011-03-26 21:12 x
はじめまして。
アトリエチニチニさんの所からお邪魔しました。
この、ニュースの事をイスタンブールに住んでいる友人達に話したら、放送を見た方もいて本当に誇張と嘘に唖然としてしまうと言っていました。日本で仕事だけで来ているかたなど、よほど縛りがなければ帰国を選ばれるのかもしれません。言葉の壁で、ニュースの内容が理解できず、ただでも難しい専門用語が並ぶ解説は、日本語が出来ない方には不安だと思います。日本人の奥様がいらっしゃる方は、滞在するとは思いますが、この前トルコの親戚が見たテレビには、日本に日本人の奥様とお子さんを置いて、トルコに帰ってしまった男性がインタビューされたいたと言っていました。これって・・・トルコのニュースがこのように、誇張されやすいのはあちらの新聞等を見ても、けっこう悲惨な写真なども普通にモザイクなしで掲載されていて、そういう刺激的なものに慣れてしまった視聴者を引き付けるには、もっと衝撃的な内容を盛らなければならないのかな?と思ったりします。これでは、トルコからの「カエルコール」は、当分止みそうにないです。早く落ち着いて、欲しいと思います
Commented by makikoai2005 at 2011-03-27 23:06
kiyoko-hongkongさん
本当にすみませんでした。前回いただいたコメントを記事と一緒に消去してしまった上に、kiyoko-hongkongさんのブログへのコメントもうまくアップできなくて。
 昨日テレビでたまたま見たのですが、フランスは、欧州の中でも特に原発への依存度が高くて、電力の約80%は原子力発電に頼っているとか言っていました。そういう国なのに、そのメディアはそんな風な対応なんですね。なんだか興味深かったです。
Commented by makikoai2005 at 2011-03-27 23:11
yildizKSmama さん
はじめまして。コメントありがとうございました!
おっしゃるとおりだなあと思いました。トルコでは、交通事故とかのニュースでも、新聞なんかに遺体の写真がばっちり出ていたり(子どもとかの目にも触れるだろうに…。)、センセーショナルじゃないと、視聴者を満足させられないのかもしれないですね。ごもっともです。
 知人によると、ここ数日は、リビアやシリアのニュースが話題になっていて、日本の地震や原発事故のニュースは減ってきているそうです。中には、「福島原発の事故の放射能が、等々トルコへ!」とかってまた大げさな記事を載せている新聞もあるそうですが(笑)。
 早く落ち着いてほしいものです…。
<< ハイジ おたふくかぜ?リンパの腫れ? >>