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暑い日のお見舞い

 初夏のような暑い日だった。
日差しも強くて、これからますます紫外線対策が重要な季節。

 朝から息子のバレエ。
「ドン・キホーテ」の練習。
今日はキューピッドではなくて、「Taberna(食堂・居酒屋)」のシーンの練習。
2人組になってダンス。
最初先生は、年齢順に生徒を並べてペアーを組ませていたが、
しばらくして、うまくいかないことに気付いたみたい
(下手くそ同士で組むと崩壊してしまう…。)。
大きい子と小さい子を組み合わせることにしたらしい。
息子は小学生のお姉さんとペアー。

 「とっても優しかった。『こっち側だよ。』とか教えてくれるの。」
とのこと。
優しいお姉さまにリードされて、まんざらでもないらしい。

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 午後から息子と夫はS先生のところへ中国語のレッスンへ。
私は祖母のお見舞いへ。

 最近どこの桜も散ってしまって、葉桜状態だけど、 
祖母の入院している病院の庭の桜はまだ咲いていた。
暑い日のお見舞い_c0191625_21364928.jpg

 病室に行くと、誰もいない。
新しいシーツに変えてもらったばかりだったようで、部屋が小ざっぱりした感じだった。
祖母は車いすに乗せられて母と共用スペースにいた。

 お昼ごはんが終わって、シーツを取り替えてもらっている間に
車いすで少し気分転換していたらしい。
動かない左腕を膝の上に置いたクッションの上に載せて
右腕で頬づえをついている。

 耳はますます遠くなったみたいで、近くで大きい声で話しかけなければならない。
しばらくして母になにやら言ったらしく、
母が「え?」と聞き返す。
「なんだか疲れるから部屋に戻って寝ていたい。」と言ったらしい。
やれやれ…。

 祖母はお昼ご飯を食べてお腹がいっぱいになると眠くなってしまうらしい。
暑い日のお見舞い_c0191625_2143050.jpg

看護婦さん2人かがりでベッドに戻してもらうと、
間もなくすやすやと眠ってしまった。

 「眠っちゃったから、帰ろうか。」と母が言うので、一緒に帰ってきた。
母は、祖母が少しずつ言葉少なになっていくとこぼしていた。
確かにもう色々一緒におしゃべりするという感じではない。
私たちを認識しているのと、時折して欲しいことを伝えることができるのがせめてもという感じ。
それにしても、食欲だけは今でも立派にあるそうだ。
人間最後は、食欲が大事なのかも…。

 母は、タケノコご飯の具を作ったといって持ってきてくれた。
いつの間に焼いたらしい手作りのクッキーと一緒に。
「これ、この間みつけたから。もうそろそろこのぐらいのサイズでないとと
思って。」と息子のために長そでのTシャツも調達してきていた。
一日おきに祖母のお見舞いに通っているのに、息子のためにあれこれ用意してくれる
(恥ずかしながら、息子の服や身の回りの小物はほとんど母がそろえてくれている。)。

 タケノコご飯は早速夕御飯にご飯に混ぜて食べた。
缶詰ではない、春にとれたてのタケノコは甘くておいしい。

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 天気予報では明日と明後日は、また寒くなるそうだけど、
それが過ぎたら一挙に暖かくなるらしい。
そろそろ衣替えの季節だな。
新しい服でも買いに行こうかな。
<今日のプライベート充実度80%>

by makikoai2005 | 2010-04-11 21:21 | 家族 | Comments(0)
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